Dispatcher Stratus入力
Dispatcher Stratus入力 ノードを使用すると、Dispatcher Phoenixインストールで、Dispatcher Stratusテナント、および関連する Dispatcher Phoenix コネクター からドキュメントとデータを収集できます。これにより、Dispatcher Stratusの人ベースのワークフロー機能と Dispatcher Phoenixの強力なドキュメント処理機能を組み合わせることができます。
注: Dispatcher Stratus入力 ノードを使用するには、 Dispatcher Stratusテナント (https://dispatcherstratus.com/) が構成されている必要があります。
重要! Dispatcher Stratus入力ノードは、重複処理を防ぐために、収集後にDispatcher Stratusリポジトリからドキュメントを自動的に削除します。
Dispatcher Stratus入力 ノードの構成ウィンドウを開くには、ノードをワークフローキャンバスにドラッグアンドドロップし、ダブルクリックします。
Dispatcher Stratusアカウントの追加
Dispatcher Stratus入力ノードを利用するには、まずDispatcher StratusテナントをDispatcher Phoenix Webに追加する必要があります。詳細については、 Dispatcher Phoenix Webアカウント ページを参照してください。
Dispatcher Stratus入力ノードの設定
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[有効] - 現在のワークフローでこのノードを有効にするには、このフィールドのボックスをチェックします。チェックされていない場合、この入力は無視されます。ワークフローは、有効な収集ノードが少なくとも1つあるかどうかを検証しますが、 [有効] ボックスがチェックされていない場合、このノードではドキュメントは収集されません。
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[ノード名] - ノード名はこのフィールドに既定で設定されます。この名前はワークフローのノードアイコンの下に表示されます。このフィールドを使用して、ワークフローでの使用を示すわかりやすいノード名を指定します。
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[ノードの説明] - このノードの説明を任意で入力します。説明は、ワークフロー内のノードの目的を覚えたり、ノード同士を区別したりするのに役立ちます。説明が長い場合は、フィールドの上にマウスを置くと、その内容全体を読むことができます。
ボタン
- [ヘルプ] - Dispatcher Phoenixオンラインヘルプにアクセスするには、このボタンをクリックします。
- [キャンセル] - 変更を保存せずにウィンドウを終了するには、このボタンをクリックします。
- [保存] - ノード構成を保存してウィンドウを終了するには、このボタンをクリックします。
Dispatcher Stratusへの接続
Dispatcher Stratusに接続するには、次の手順を実行します。
- [接続]領域で、ドロップダウンから「Dispatcher Stratusアカウント」と「テナント」を選択します。

注: Dispatcher Phoenix Web を通じてDispatcher Stratusアカウントをまだ設定していない場合は、ドロップダウンに表示される前に設定する必要があります。
既定の接続タイムアウト(サーバーへの最初の接続後、タイムアウトが発生するまでの通信なしの時間に割り当てられる秒数)を変更するには、 [接続タイムアウト] フィールドに値を入力します。
収集オプション
収集オプション セクションには、次のオプションがあります。
- グループとして処理 - 選択したワークフローとDispatcher Phoenixノードへの送信からのファイルをグループとして処理するには、このボックスをオンにします。ファイルを個別に処理するには、ボックスを空白のままにします。既定では、このオプションは選択されていません。
アプリケーションのセットアップ
Dispatcher Stratus入力 ノードを構成するには、次の手順を実行します。
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「ワークフロー名」領域で、ドキュメントとデータを収集するワークフローの名前を選択します。
注: Dispatcher Stratus入力ノードには、「Dispatcher Phoenixに送信」ノードを持つワークフローのみが表示されます。
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ワークフロー名を選択すると、そのワークフローで使用可能なすべての「Dispatcher Phoenixに送信」ノードが下に表示されます。この Dispatcher Stratus入力ノードに関連付けるノードを選択します。
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ノード構成を保存するには、[保存] ボタンを選択します。
メタデータ
Dispatcher Stratus入力ノードは、独自のメタデータを生成しません。ただし、Dispatcher Stratusから受信したメタデータは渡します。このメタデータは、メタデータを使用できるすべてのノードで使用できますが、メタデータブラウザーでは使用できません。
重要! Dispatcher Stratus入力ノードを通過するメタデータはすべてDispatcher Phoenixで使用できますが、手動で入力する必要があります。
メタデータ形式
ページ番号を含むメタデータの形式は次のとおりです。
{file:<META_GROUP>["<META_NAME>"][<PAGE_NUMBER - 1>].value}
ページ番号を含まないメタデータの形式は次のとおりです。
{file:<META_GROUP>.<META_NAME>}