Webベースの認証
Dispatcher Phoenixバージョン6.4では、ユーザーは新しいDispatcher Phoenix Web アカウントモジュールを使用して、接続時にアカウントを設定、および管理できるようになりました。
注: Dispatcher Phoenix Web アカウントモジュールでコネクターを構成する方法の詳細については、上記のいずれかのリンクをクリックしてください。
なぜDispatcher Phoenixをバージョン6.4に更新する必要があるのでしょうか?
Dispatcher Phoenixをバージョン6.4に更新すると、ユーザーはDispatcher Phoenix Web アカウントモジュールにアクセスして複数のコネクター用の複数のアカウントをすべて1か所で簡単に追加および管理することができます。これらのコネクターには、Box、Dropbox、Googleドライブ、OneDrive、OneDrive for Business、およびSharePoint Onlineが含まれます。また、複合機パネルのアカウントを切り替えたり、シングルサインオンを使用することもできます。
Dispatcher Phoenixをバージョン6.4に更新しました。ワークフローの一部が機能しなくなったのはなぜですか?
ユーザーがDispatcher Phoenixをバージョン6.4に更新すると、上記のいずれかのコネクターを使用している既存のワークフローが機能しなくなります。これらのワークフローを変更するための簡単な手順に従うには数分しかかかりません。ダウンタイムは最小限に抑えるべきですが、営業時間外にアップデートをインストールすることをお勧めします。
動作を停止したワークフローを変更するにはどうすればよいですか?
以下の手順に従ってください。
ワークフローの設定
- Dispatcher Phoenix Webにログインします。
- ホームページで[アカウント]ツールを選択します。
- [+] ボタンを選択してから、設定するアプリケーション(Dropboxなど)を選択します。
- 自分のユーザー名とパスワードを指定してアカウントにログインします。
アカウントが追加されます。複合機でDispatcher Phoenixにログインすると自動的にアカウントにログインできるようになり、シングルサインオンが可能になります。
既存のワークフローの変更
この新しい認証方法は、OneDrive、OneDrive for Business、Googleドライブ、Dropbox、およびSharePoint Onlineに経路指定する既存のワークフローに影響します。既存のワークフローを変更するには以下の手順を実行します。
インデックスフォーム以外のワークフローの場合(複合機からのスキャンを含まないワークフロー)
- Dispatcher Phoenix Webの[アカウント]ツールを使用してアカウントを設定します(前述の手順を参照してください)。
- Dispatcher Phoenixクライアントアプリケーションのワークフロービルダーツールでワークフローを開きます。
- コネクターノードを開きます。アカウントに自動的に接続されます。[アカウント]ドロップダウンリストから、アクセスする別のアカウントを選択することもできます。
- ノードとワークフローを保存します。
複合機パネルノード/インデックスフォームのワークフローの場合(複合機からのスキャンを含むワークフロー)
- Dispatcher Phoenix Webの[アカウント]ツールを使用して、アカウントを設定します(前述の手順を参照してください)。
- Dispatcher Phoenixクライアントアプリケーションのワークフロービルダーツールでワークフローを開きます。
- 複合機パネルノードを開きます。
- 複合機パネルノードに関連付けられたコネクターの既存のインデックスフォームを削除します。
- 新しい[空白のインデックスフォーム]を作成します。
- [ワークフローのインデックスフィールド]にリストされているコネクターのボタン(Dropboxなど)を、インデックスフォームビルダーのメイン領域にドラッグアンドドロップします。コネクターの適切なインデックスフィールドが自動的に作成されます。
- インデックスフォームを保存します。
- 複合機パネルノードを保存します。
- ワークフローを実行します。
注: 古いインデックスフォームがカスタマイズされていた場合は、必要に応じて同じようにカスタマイズし直す必要があります。