Dispatcher Phoenixの概要

4 分読む 最終更新日 2024年11月08日

このトピックでは、コニカミノルタの高度なワークフロー自動化製品ラインである Dispatcher™ Phoenix の概要を説明します。Dispatcher Phoenixは次の構成で使用することができます。

  • Dispatcher Phoenix - 完全かつ多様な機能セットを含む基本ライセンス。Dispatcher Phoenixの基本ライセンスは、 オプションのアドインノードバーティカル市場パッケージ を購入することでアップグレードすることができます。
  • Dispatcher Phoenix ScanTrip - Dispatcher PhoenixのScan-to-Cloud (クラウドにスキャン)ソリューション。
  • Dispatcher Phoenix Release2Me+ - Dispatcher Phoenixのセキュリティで保護された印刷リリースとスキャンのためのソリューション。以下が含まれます。
    • Release2Me セキュアプリントリリースシステム
    • Webベースの印刷レポート
    • 印刷委任
    • 複合機パネルで簡単にアクセスすることができるさまざまなコネクター
    • その他

注: Dispatcher Phoenixは Dispatcher Suite の一部として含まれています。

各パッケージの違いは付属する ノード の構成です。Dispatcher Phoenixのコア機能には以下が含まれます。以下でノードについて説明します

  • ワークフロービルダー - ワークフローの作成とカスタマイズに使用されるグラフィカルユーザーインターフェイス。
  • ノード - 各ノードは、ファイルを収集、処理、または配信するために、Dispatcher Phoenixワークフローで構成できる機能を実行します。ノードの例は、 Dropbox入力名前の変更 、および Dropboxコネクター です。
  • サンプルワークフロー - 起動してすぐに実行できるように設計された一連の事前構成済みワークフロー。Dispatcher Phoenixワークフローのパワーと使用可能なノードを示します。
  • ワークフロースケジューラー - ワークフローをいつ実行するかを定義するために使用できるツール。
  • インデックスフォームビルダー - 複合機パネルで使用するインタラクティブフォームを作成するために使用できるツール。フォルダーの参照とドキュメントのインデックス作成のサポートが含まれています。
  • ログビューワー - 選択したワークフローのアクティビティログを表示するために使用できるツール。
  • 認証オプション - CAC/PIV認証のサポートを含む、豊富なオプションの選択。
  • Dispatcher Phoenix Web ユーザーインターフェイス - 追加の高度な機能と、ツールに簡単にアクセスすることができる直感的なWebユーザーインターフェイス。Dispatcher Phoenixは、ワークフロー共有、ワークフロー制御、クラスター管理、分析などの企業の他の重要な機能にアクセスするためのエンタープライズ用の Webクライアント も提供しています。
  • アドインマネージャー - オプションのノードとサービスをいつでもアプリケーションに追加することができるハブ。

Dispatcher Phoenixのワークフローとノード

Dispatcher Phoenix は、独自のワークフロービルダー を使用して、ドキュメントイメージング、印刷、およびルーティングタスクを管理および自動化します。この直感的なグラフィカルユーザーインターフェイスによって、ユーザーはビジネスニーズに合わせてワークフローを簡単に作成およびカスタマイズすることができます。

Dispatcher Phoenixワークフローは ノード を使用してファイルを受け取り、処理し、配信します。Dispatcher Phoenixはノードを3つのタイプにグループ化します。

  • 収集ノード は、監視され、ワークフローの入力として使用されます。収集ノードは、次のような多くの異なるソースから処理/配信用のファイルを受信できます。

    • 複合機インターフェイスパネル、またはWebブラウザーから直接
    • ローカルまたはネットワークディレクトリ内のファイルフォルダー
    • 電子メール受信ボックス
    • その他

  • 処理ノード は、ユーザー定義の仕様に従ってファイルを処理する、自動化されたファイル操作タスクです。

  • 配信ノード は、ワークフローの出力場所です。処理の後、これらのノードは次のようなユーザー定義の場所にファイルを配信します。

    • 別のローカルまたはネットワークディレクトリ
    • クラウドアプリケーション
    • 電子メール受信者
    • ドキュメント管理システム
    • その他

Dispatcher Phoenixを起動して実行

次のトピックはDispatcher Phoenixを起動して実行するのに役立ちます。