ページサイズルートノード
注意: このノードは、PDF,TIFF,JPG,PNG,BMP ファイルに対応しています。
ページサイズルートノードを使用すると、入力ファイルを指定の条件(標準ページ寸法、またはカスタム寸法)と比較して、ワークフロー内の適切なノードにそのファイルを移動できます。ページサイズルートノードを使用して、ページサイズの条件を設定します。
このノードでは、以下の出力コネクターを選択できます。
- はい: ページサイズが指定の条件と一致する場合。
- いいえ: ページサイズが指定の条件と一致しない場合。
- エラー: ドキュメントタイプがPDF,TIFF,JPG,PNG,BMP ではない場合。
ページサイズルートノードを使う
ページサイズルートノードのアイコンをワークフロービルダーキャンバスにドラッグすることで、ページサイズルートノードをワークフローに追加します。アイコンをダブルクリックすると、[ページサイズルートノード]ウィンドウが開きます。
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[有効] チェックボックスをオンにして処理が実行されるようにします。オフにすると、この処理は無視されます。ドキュメントは、ノードが存在していないかのように通過します(つまり、デフォルトのパスまたは「Y(はい)方向の」パスを進み続けます)。無効になっているノードでは、論理条件やエラー条件がチェックされません。
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[ノード名] フィールドに、ページサイズルートノードに付ける、わかりやすい名前を入力します。
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[説明] フィールドに、ページサイズルートノードの説明を入力します。これは必須ではありませんが、収集ノードが複数ある場合に役立ちます。説明が長い場合、このフィールドにマウスを合わせるとその内容全体を読むことができます。
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[測定単位] パネルでは、測定単位のラジオボタンを選択します。mm、インチ、およびポイントの3種類の測定単位を使用できます。
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[画像設定] の[DPI]フィールドにDPI値を入力します。入力イメージファイルにDPI値が存在しない場合は、 [DPI] フィールドに入力したDPI値がイメージ用紙サイズの計算に使用されます。対応する解像度の範囲は1~2540 dpiで、デフォルト値は96です。
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変更を保存するには、[保存] ボタンをクリックします。[キャンセル] を選択すると、ウィンドウが閉じて変更は保存されません。
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オンラインヘルプにアクセスするには、[ヘルプ] ボタンをクリックします。
ページサイズルート
検索領域
[検索領域] に、検索が適用されるページを指定します。
- [すべてのページ]: 入力ドキュメントのすべてのページに条件チェックが適用されます。
- [最初のページのみ]: 入力ドキュメントの最初のページにのみ条件チェックが適用されます。
ページサイズ寸法
[ページサイズ寸法] 領域では、2つのラジオボタンから1つを選択して、検索範囲を定めます。
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[ページサイズが次に等しい場合]: ドロップダウンリストから標準の用紙サイズを選択します。
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[縦] または [横] のいずれかのページの向きを選択します。
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[幅]:選択した用紙サイズの幅。
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[高さ]:選択した用紙サイズの高さ。
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[カスタム寸法]:
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[ページサイズの幅が次の場合]:ドロップダウンリストからデリミターを選択します。ここでは [次の値に等しい]、[次の値より小さい]、または [次の値より大きい] を選択できます。
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隣接するテキストボックスに用紙サイズの幅の値を入力します。
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[ページサイズの高さが次の場合]:ドロップダウンリストからデリミターを選択します。ここでは [次の値に等しい]、[次の値より小さい]、または [次の値より大きい] を選択できます。
- 隣接するテキストボックスに用紙サイズの高さの値を入力します。
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ページの幅と高さの両方が条件と一致する必要がある場合は、[AND] を選択します。ページの幅または高さのいずれかが条件と一致すればよい場合は [OR] を選択します。
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PDF ボックスタイプ領域
[PDF ボックスタイプ領域] で、検出するボックスのタイプとして [メディアボックス]、[ブリードボックス]、または [トリムボックス] を選択します。
選択された値に基づき、入力PDFのボックスタイプと標準サイズまたはカスタムサイズが一致しているかどうかがノードによって確認されます。入力PDFのボックスタイプが標準サイズまたはカスタムサイズに対して設定された値と一致している場合、入力PDFははいのコネクターに送られます。一致していない場合、入力PDFはいいえのコネクターに送られます。ブリードボックスもトリムボックスも検出されない場合は、メディアボックスが使用されます。