タブ:ページシフトノード
注意: このノードは、PDFファイル(バージョン1.3以降)に対応しています。
タブ:ページシフトノードを使用すると、指定したページをインデックス紙に変更できます。このノードは、LetterインデックスまたはA4インデックスのページサイズのみをサポートしています。このノードでLetterインデックスを選択する場合は、ページサイズがレターでなければなりません。A4インデックスを選択する場合は、ページサイズがA4でなければなりません。
挿入されたインデックス紙の情報はメタデータの中で更新され、ジョブと共にワークフローの次のノードに送られます。
このノードは2つのメタデータのキーと値のペアをサポートしています。 これらのキーと値のペアは、このモードに入る前にPDFで設定(事前定義)されます。
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job:tab.page (必須):位置をシフトするページのリスト。
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job:tab.paperweight(オプション):インデックス紙の 坪量 。 坪量 メタデータが無効な場合、タブ:ページシフトノードでは、アクティビティログにメッセージが表示され、PDFドキュメントがノードのエラーフォルダーに送られます。
注意: このヘルプファイルには、サポートされているジョブチケットメタデータ、JDF XPath、およびJDF値の範囲に関する詳細情報が含まれています。 ジョブチケットメタデータ を参照してください。起動した[メタデータブラウザー]ウィンドウには、あらかじめ定義されているジョブチケットメタデータ、システム定義の変数(日付、ファイル、システム、ユーザー情報など)、およびアクティブノードのメタデータ値が表示されます。
タブ:ページシフトノードを使う
タブ:ページシフトノードアイコンをワークフロービルダーキャンバスにドラッグすることで、タブ:ページシフトノードをワークフローに追加できます。アイコンをダブルクリックすると、 [タブ:ページシフトノード]ウィンドウが開きます。
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[有効] チェックボックスをオンにして処理が実行されるようにします。オフにすると、この処理は無視されます。ドキュメントは、ノードが存在していないかのように通過します(つまり、既定のパスまたは「Y(はい)方向の」パスを進み続けます)。無効になっているノードでは、論理条件やエラー条件がチェックされません。
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[ノード名] フィールドに、タブ:ページシフトノードに付ける、わかりやすい名前を入力します。
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[説明] フィールドに、タブ:ページシフトノードの説明を入力します。これは必須ではありませんが、複数の処理を相互に区別するのに役立ちます。説明が長い場合、このフィールドにマウスを合わせるとその内容全体を読むことができます。
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変更を保存するには [保存] ボタンを選択します。 [キャンセル] を選択してウィンドウを閉じると、変更は保存されません。
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オンラインヘルプにアクセスするには、 [ヘルプ] ボタンを選択します。
タブ:ページシフトの設定
[タブ:ページシフトの設定] 領域で以下の設定を指定します。
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[タブ数]: タブの数をドロップダウンから選択します。タブの高さは、選択されたタブの数に応じて区切られます。
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[用紙サイズ] :インデックス紙のサイズをドロップダウンから指定します。2つ目のドロップダウンメニューから、[Letterインデックス]、[A4インデックス(12.7 mm)]、または[A4インデックス(15.0 mm)]を選択します。
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[シフト幅]: タブページのコンテンツの位置を指定するには、このオプションを使用します。指定したページのコンテンツは、ユーザーが指定したシフト位置に基づいて移動します。 注意:用紙方向が縦の場合は、右方向に移動します。用紙方向が横の場合は、下方向に移動します。
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[タブページ番号]:[タブページ番号] にメタデータ入力を指定します。メタデータの参照ボタン()をクリックし、メタデータキーを[タブページ番号]フィールドにドラッグアンドドロップします。手動で入力することもできます。
タブ:ページシフトワークフローのサンプル
このワークフローの目的は、XMLファイルを受け取り、ジョブチケットをXMLメタデータに解析し、XMLジョブチケットに含まれる章の情報に基づいてタブをファイルに追加して、その変更済みドキュメントを印刷のためにAccurioPro Conductorに送信することです。ジョブの印刷時にタブが含まれます。
注意: このノードは、キー名が Job のメタデータ出力を生成します。
ワークフローの各ノードについて、以下に詳しく説明します。
入力フォルダーノード: XMLジョブチケットを集めて、ワークフローの ジョブチケット読込:XML ノードに送るように入力フォルダーを構成します。送られるXMLジョブチケットファイルには、ジョブチケットの属性情報が含まれています。さらに、 タブ:ページシフトノード でタブを作成する際の章情報も含まれています。以下に、章の情報を含むサンプルのジョブチケットを示します。
<Ticket>
<Media>
<Weight>40</Weight>
<Width>8.5</Width>
<Height>11</Height>
</Media>
<Paper>
<Unit>inch</Unit>
</Paper>
<Tab>
<Weight>40</Weight>
<ChapterInfo>
<Page>
<Chapter>1</Chapter>
<Chapter>4</Chapter>
</Page>
</ChapterInfo>
</Tab>
<File>file</File>
<Src>C:\\test files\\10Pages_Letter.pdf</Src>
</Ticket>
ジョブチケット読込:XMLノード: ドキュメントがXMLとしてフォーマットされている場合、そのXML情報はジョブチケットメタデータに変換され、ワークフローの次のノードに送られます。ドキュメントがXMLとしてフォーマットされていない場合、そのドキュメントは エラーフォルダー に移されます。
以下の手順に従って、XMLジョブチケットをマップします。
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テキストエディターを使用して、上記のサンプルジョブチケットのサンプルXMLコードをコピーします。
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サンプルのジョブチケットに記載されているソースパス <Src> は、パスが有効になるように変更する必要があります。
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XML_Tabs_Shift.XMLとしてファイルをローカルに保存します。
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ジョブチケット読込:XML ノードをダブルクリックします。次のように設定画面が開きます。
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左側のパネルで、次の値を設定します。
- [有効] チェックボックス:オンにすると、ノードでジョブを受け入れることができます。
- [ノード名]: ノードに割り当てる名前をテキストフィールドに入力します。
- [測定単位]: ノードに適用する測定単位のラジオボタンを選択します。
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[ジョブチケットリファレンス] パネル(右端)で、 [開く] アイコンを見つけます。
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このアイコンをクリックして、開いた画面で、上記の手順3 で保存したファイル(XML_Tabs_Shift.XML)に移動して選択します。
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ファイルが開くと、その内容(XPath)が [ジョブチケットリファレンス] パネル(右端)に表示されます。
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[設定項目] パネル(左端)で、 [基本設定] をクリックします。 [パラメータ名]、[メタデータキー] 、および [ジョブチケットパス] 列がメインパネルに表示されます。
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[ジョブチケットリファレンス] パネルの値を、その値の [パラメータ名] に対応する、 [ジョブチケットパス] 列の空いているセルに移動する必要があります。
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[坪量] 行の [ジョブチケットパス] セルに /Ticket/Media/Weight をドラッグアンドドロップします。
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[用紙幅] 行の [ジョブチケットパス] セルに /Ticket/Media/Width をドラッグアンドドロップします。
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[用紙高さ] 行の [ジョブチケットパス] セルに /Ticket/Media/Height をドラッグアンドドロップします。
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[用紙サイズ単位] 行の [ジョブチケットパス] セルに /Ticket/Paper/Unit をドラッグアンドドロップします。
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[設定項目] パネル(左端)で、[タブ設定] オプションをクリックします。 [パラメータ名]、[メタデータキー]、および [ジョブチケットパス] 列がメインパネルに表示されます。
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[ジョブチケットリファレンス] パネルの値を、その値の [パラメータ名] に対応する、[ジョブチケットパス] 列の空いているセルに移動する必要があります。
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[坪量] 行の [ジョブチケットパス] セルに /Ticket/Tab/Weight をドラッグアンドドロップします。
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[ページ番号] 行の [ジョブチケットパス] セルに /Ticket/Tab/ChapterInfo/Page/Chapter をドラッグアンドドロップします。
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[設定項目] パネル(左端)で、[ジョブダウンロード設定] オプションをクリックします。[ドキュメントソース] および [ジョブチケットパス:ファイルタイプ] フィールドと [印刷ファイルの取得方法] チェックボックスがメインパネルに表示されます。
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[印刷ファイルの取得方法] 列で、 [ローカルパスから取得] 、[URLからダウンロード] [ジョブチケットからbase64データを取得] 、 [ネットワーク共有から取得] の4つのオプションのチェックボックスをすべてオンにします。
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[ジョブチケットリファレンス] パネルから、 [ドキュメントソース] フィールドに /Ticket/Src をドラッグアンドドロップします。
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[ジョブチケットリファレンス] パネルから、 [ジョブチケットパス:ファイルタイプ] フィールドに /Ticket/File をドラッグアンドドロップします。
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これまでの操作が完了すると、上の画像のような画面が表示されます。
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[保存] をクリックして、変更をノードに適用します。
タブ:ページシフトノード: タブ:ページシフトノードは、PDFファイル(例:XML_Tabs_Shift.XML)の章の区切り情報を識別し、章の標識としてタブページを追加します。この情報はファイルのメタデータに追加され、そのファイルはワークフローの次のノードに送られます。このセクションの初めに示したサンプルのジョブチケットでは、第1ページと第4ページが章の区切りとして認識され、PDFドキュメントのインデックス紙に変更されます。
AccurioPro Conductorコネクターノード: ドキュメント(およびそのタブ)はAccurioPro Conductorに送られます。そこから、ドキュメントを印刷できます。